余命6ヶ月

わかれ・・・

時間が経つにつれ2人の空気が更に重くなっていった。

「失礼します、お昼の時間ですよ」

そう言ってナースさんが入って来た。
もうそんな時間になったのかそう2人は思った。

「あのぉ〜隣の病室の田中勝くんの手術・・・」

お昼ご飯を用意しながら最後まで聞かずナースさんが、

「成功しましたよ、ただ長時間の手術だったために今は意識が戻らなくて」

不安は残った、でも2人は安心した気持ちになった。
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