私はあいつなんか好きになるワケがない。
【次は倉篠学園前ー...】
「あ、私、降りるんで〜」
「オレも降りるし!何言ってんのww」
な、何言ってんの、ってお前こそ何言っとるんじゃー!!
私はバスから降りて学校へ歩いていると白石が隣りに並んで歩いてきた。
「あのさ...」
「なあに?」
白石は無邪気に首を傾げて聞く。
このっ....
ぶりっこめがっ!!!!
「並んで歩かないでくんない?」
「だって学校までの道わかんねーし♪」
「だからって並んで歩かなくていいでしょっ」
私は速度を速めて歩いた