私はあいつなんか好きになるワケがない。
「...それでも一緒に帰んなくたっていいじゃん」
「...ダメ。」
白石はそう言って顔を近づける
「ていうかそもそも私、白石の何者でもないし」
「幼なじみじゃん?」
幼なじみ....なのかっ!?
もう、いいや。
抵抗したってこいつはしつこいからあとあと面倒だし
「はぁ〜...わかったよ」
私はそう言い放って白石を見た
すると白石は嬉しそうに顔を赤らめた
「やっべ...めっちゃ嬉しい」
な、なに...それ.....