私はあいつなんか好きになるワケがない。



私たちはバスの二人席に座っていた


........近いじゃん


ていうか男子とこんなことするなんて初めて




一緒に昼ご飯食べたり、一緒に帰ったり...




なんでこいつとなの!?



私はずっと心の中で自分と葛藤していた



「瑚奈実がさ、倉篠にいたなんて意外だったわ」


沈黙の中、白石はいきなり口を開いた



「そう?なんで?」


「...だってまた会えるとは思ってなかったから」




「は......?」


< 27 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop