私はあいつなんか好きになるワケがない。





「ん〜?なにー?」





「あ、あのさ!空、めっちゃきれいだね〜」


ふと空を見たら夕焼けがきれいだった



「お〜、ホントだな」




雲が薄いピンク色のベビーパウダーみたいで、空はただオレンジ色って表せないようなオレンジ色してる....



「写メろ!」


私はケータイを制服のブレザーのポケットから取り出してケータイを空に向けた



「あ、それ。あとで送ってよ」



「え?」


私が画像を保存すると、白石が私のケータイをぱっと取って自分のケータイと赤外線通信をし出した



「そういえば、メアド知らなかったもんな〜。あとで送ってな♪」



こ、こやつ....


スキがないな....



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