希生~心とともに~
でも、その涙が私の気持ちを

少しずつ和らげるような気がした。

その時、受付のおばさんが診察室に

入ってきて話し始めた。

どうやら前の患者の話をしてる

ようだ・・・・・・・・。

ぼーっとしていると先生が、

先生「彼女をちょっと呼んできて。」

えっ!何かあったのかな?

診察のドアが開いて一人の女性が現れた。

さっき待合室にいた人だった。

先生「あずみさんこっちに来い。」

彼女あずみさんは私の隣のイスに

座った。
< 137 / 200 >

この作品をシェア

pagetop