希生~心とともに~
自分自身の足で立ち上がって

いかなきゃいけないと。

でもそうは出来ないんだ。

この真っ暗な暗闇の中に

溶けていけたらいいのに。

また同じ事の繰り返しだ。

甘えなんだよね。

ただ泣き叫んでいれば

誰かが手を差し伸べて

くれると思ったんだ。

まだ何も分かっていない

子供みたいに。

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