姫(自称)から執事への手紙

毎日癒稀くんの顔を見にゲーセンに通う日々。
私はもっと別な場所で会いたいし毎日ゲーセンに入り浸りも嫌だ。
でも、顔を見たら言えないのが現実なんだよね。
一日の半分以上をゲーセンで一緒に過ごす毎日。
｢本当は仕事なんかしてないんじゃないか｣
なんて疑ってしまう姫。
そんなことをいいながら毎日ゲーセンに行ってしまう。


｢おはよう｣
そう言いながらパチンコをやる癒稀くんの隣の席に座る。
｢今日は早いね。｣
"当たり前じゃん、愛しい人の顔を見る為に早めに支度して来てるんだもんﾞ
なんて思っていても絶対に言わない。
｢まぁね。｣
なんて適当に言ってしまう姫は、ちょっとだけ後悔していたりする。
素直に言えればなぁなんて思っている。