笑顔でばんざい
痛み
私はまたいつものように憂鬱な気持ちで登校
そして...教室..
「ハァ..」
ガラガラ――――
一気に注目の的
私はそんな注目の耐え切れず自分の席へ
もうこの席はゴミとしか言い様がない
「おっはよー♪今日はね、美咲の誕生日なんだよぉ~?」
いきなり言われて私は何がなんだか分からない
「だからねぇ、今日の放課後女子だけで美咲の誕生日パーティーするから絶対にきてねぇ
~? 逃げても無駄だよ?」
私が逃げた所で結果は見えている
そしていつもの授業
普通なら理科の実験では変な薬品を頭の上からかけられたり
体育ではボール当ての的
数学なら後から物を投げられたり
その他教科が変わるごとに様々ないじめが繰り返される
しかし、今日は何もなかった
周りを見渡しても私を面白がる視線はまったくなかった
まるで普通に授業を受けているようだった
「今日は美咲の誕生日なんだよぉ~?」
あの言葉がよみがえる
もしかして・・・私・・本当に・・・
―――――逃げても無駄だよ?――――
そうだった・・
ってことは、放課後すごいことが起きるな・・
私は1日中恐怖でいっぱいだった