キミが必要だから…
2分後……
⁇「着いた。ここだよ。」
美『ありがとうございました。あのっ名前教えていただいてもいいですか?』
⁇「えっ、俺の名前知らない?」
美『えっあっと、有名な方でしたか?すみません。引っ越してきたばかりなので。』
⁇「いや、いいんだよ。
俺の名前は、瀬戸爽弥(せとそうや)、 2年だよ。よろしくね。」
美『瀬戸先輩…あっ私は、紫堂美世です。1年です。』
爽「爽弥でいいよ。美世。あと敬語はいらない。」
美『わかった。じゃあありがとね。爽弥。』
私は手を振って理事長室に入った。
後ろで爽弥が
爽「紫堂美世か…。紫堂…ね。どっかで聞いたような。
まぁいっか。それにしても俺の名前を知らないなんて、いくら引っ越してきたって言ってもね…。ふっ、面白い子だな。」
って呟いてるなんて知らずに…