キミが必要だから…
美『失礼します。』
⁇「はい、どうぞ。」
ガチャ。
入った瞬間私の目にはいったのは、優兄の仲間であり、私の大好きな、お兄ちゃんみたいな存在の和兄こと、須藤和義(すどうかずよし)だった。
美『なっなんで和兄が⁈』
和「なんでって、ここの理事長俺だもん。」
えーーー
ちっ 優兄めっ後で絶対しめてやる。
和「そんなことより美世、体調は大丈夫なのか?」
美『大丈夫だよ。胸の傷も前よりは薄くなったし。』
和「そうか、無理はするなよ。」
美『それより和兄、時間大丈夫なの?』
あんまり病気のことは聞いて欲しくなくて、私は話題をそらした。
和「あっやべぇな。今担任呼ぶからな。」
和《神木先生、神木先生、至急理事長室まで来て下さい。30秒以内に来なければあなたのヒミツを曝露します。》
なんて放送なんだ。
それより神木って…まさかね。