キミが必要だから…
美『えっと、理事長室は…』
……15分後
ないないないないない…
理事長室がないよ~!
無駄に広いよこの学校!
トントンッ
美『えっ、』
振り返るとそこには、暗めね茶髪をなびかせ、縁なしメガネをかけたやさしそうな男の人がいた。
⁇「君どうしたの?こんなところにいたら危ないよ」
わぁ…この人カッコいい。
⁇「君?聞いてる?」
美『あっ聞いてます。すみません。私今日転校してきたんですけど、理事長室が分からなくて…』
⁇「えっ、転校生?あぁー…そうなんだ。ふーん、そっか…」
美『えっと…なにかおかしいですか?』
⁇「いや、なんでもないよ。それより理事長室行きたいんでしょ?案内してあげるよ」
美『あっ本当ですか?ありがとうございます。』