きみとあたしのモノガタリ


――――――そう、




このときのあたしは



まだ何もわかってなかった



わかった ‘フリ’ 




友達の ‘フリ’



口では《友達》




そう言って

笑い合っていた






本当は人を信じることが怖かった


裏切られることが怖かった



だから人を信じることをやめていた



これからあるいろんなことを


君と過ごすまでは――――





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