紅い夢
ついに・・・
着いたけど、そこには
小学生くらいの子が遊んでたり
中学生がだべってたりしてるだけ。
彼の姿は見当たらなかった。
すると、後ろから昨日の怪しい男が声をかけてきた。
「昨日、あいつのとこに来たよな?待ち合わせか?」
いきなりだったしビックリして
心臓が飛び出るかと思っちゃたよ;
『待ち合わせはしてないです。・・・会えるかと
思って来てみたんですけど・・』
「ストーカー?」
っ!!!??く、黒崎君!!!
なんで?なんでいるの?
『ち、違います!!昨日の・・・やっぱ気にな「無理」、え?』
「無理。言えねぇから。」
どういうこと?
「悪いが、これ以上この話を
聞こうとしないでくれ。君のためだ。」
なに?犯罪?
「「っっ!!」」
え、2人ともなんでビックリしてんの?
『??』
「知ってんのか?」
『な、なにを?』
「今、犯罪?って言ったろ?」
うそ!!!
『声に出てた?・・・・つかマジ?;』
「ん。いや、関係ねーけど。」
「貴様っ言ったのか?!」
今にも黒崎君に殴り掛かろうとする男。
『やめて!!』
「っ?」
思わず叫んだもんだから
一瞬で注目を浴びてしまった。
男も驚いたのか、つかみかかっていた
手を放したようだ。
『あたし何も聞いてないし、なんとなく
考えたこと口に出ちゃっただけだから・・・』
本音とわかってくれたのか、
2人とも黙っていた。