それでも a live

タイトル未編集

長女が「ママ好きな人が出来た。」
「そうなん。家に連れて来て。」
「わかった。」
以外にもアッサリとした
涼しげな顔をしていた。
彼はパチンコ店の従業員だった。
長女は仕事をしている彼の姿に惹かれたようだ。
単なる交際を私には反対する理由はなかった。
彼には元々彼女がいたがのんちゃんの事を好きになったらしく彼女と別れた。
だがしかしそれからが大変な毎日のはじまりだった。

長女が上の孫を妊娠した。
相手の彼と別れると娘が言っていた時の事だった。
理由は相手の考えてる事が理解出来ない…
娘はシングルで産むつもりだったようだが私は強く反対した。
私が子供を３人育てるのに血を吐くような思いをしたから同じ思いはして貰いたくなかったからだ。
彼と話をした。
「あんたはどうしたい？」
「産んで欲しいです。」
私は考えた。
しかしのんちゃんの意思はかたい…
「のんちゃん学校は必ず卒業する事が出来る？」
「はい。ママ苦しくても頑張るから。」
「弱音吐くなよ。」
私は産む事を許した。