大人恋愛部
「騙されたと思ってはいてみなよ。
一度履けば絶対気にいるから。」


魅力的な言葉を最後囁いて
友見は姿勢を戻した



「…じゃあ
一応もらっておく。」



友見の熱弁とガードルの頬笑み?
に負けて
私は紙袋を受け取った












帰宅後

さっそくガードルを手に取る

上下セットのベージュ色のそれは
意気揚々と私に履かれるのを待っているように感じた

とりあえず
下着姿で鏡の前に立つ


改めて自分のボディラインをチェックする



…アレ?


少し前までヒップの位置はもう少し高かったはず…

バストラインもなんだか下降気味?
ブラがあってないのかな?

目ざとく見つけた気になる点…
ちらっとガードルを確認して


「履くだけね…
履くだけ。」



またもこぼれた
言い訳がましい言葉を残し


ガードルを身に付けた



上下を身につけて
すぐに私は鏡に映った自分を見て驚愕した
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