蘭蝶【完】
そしてあたしの方に走り出してきた


蓮「桜!危ない!」

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!」

桜「そんなの当んないっつーの!」


あたしはそいつを避けて腹に一発蹴りを入れてあげた


「うっ……」


そして落ちたナイフを拾いにいく


桜「ナイフ使うなんて卑怯だよ」

「なんで…ただの女が…こんなにつよいんだよ…」


あたしの蹴りが効いたのかとぎれとぎれに話す

桜「あたしはただの女じゃない」

「じゃ…あなんなん…だよ」


これはあまり聞かれたくないからみんなに聞こえないようにあいつの近くでちいさくいった

桜「あたしは…蘭蝶12代目の総長だよ」


するとかなり驚いた顔で


「お…お前があの…」


と言っていた


桜「このことは絶対外部に漏らすなよ」

と睨みをきかせていうと

コクコクコク

と必死に相槌をされた
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