りすくんと魔法のクローバー~りすねこシリーズ~
ふらふらしながらも、りすくんは少しだけあたりを見渡しました。
みんな来ていたし、無いというのならもう無いだろう。
少し、しょんぼりしてしまったりすくん。家に戻ることにしました。
ふらふら、ばたんっ、
りすくんは転んでしまいました。
「イテテ、、、」と、目の前の小さな小さな四つ葉のクローバーをみつけました。
みんなが帰った後に出てきたのかもしれません。
「あった!!!」
大きな声を出してりすくんは喜びました。と、その声を聞いた誰かにりすくんは呼ばれました。
「りすくん!!!お願い、それを僕にちょうだい!!!」
その声は、みんなが帰るなかでも四つ葉のクローバーを探していた、ねこちゃんの弟くんでした。
コン、コン、
「…良いよ!」
りすくんは、少し悩みました。
でも、セキはいずれ止まると思ったので、すぐに四つ葉のクローバーをあげることにしました。
「良いの?ありがとうりすくん!実は、僕のおばあちゃんがね、コユキちゃんみたいに病気になっちゃったんだ… これで、助かるかなぁ?」
少し、心配そうな顔をしています。
りすくんも、治るとは言いきれません。
でも、いままではみんな、願い事が叶ったと言っていました。
「きっと大丈夫!みんなだって、願い事が叶ったんだ。きっと治るよ!」
「うん。ありがとう、りすくん。僕、さっそくおばあちゃんのところへ行ってみる!」
そういって、ねこちゃんの弟くんは走り出しました。
庭にはりすくんしかいません。
コン、コン、
家に入ろう…
家に入ると、りすくんは倒れるように布団に潜り込んで寝ました。
みんな来ていたし、無いというのならもう無いだろう。
少し、しょんぼりしてしまったりすくん。家に戻ることにしました。
ふらふら、ばたんっ、
りすくんは転んでしまいました。
「イテテ、、、」と、目の前の小さな小さな四つ葉のクローバーをみつけました。
みんなが帰った後に出てきたのかもしれません。
「あった!!!」
大きな声を出してりすくんは喜びました。と、その声を聞いた誰かにりすくんは呼ばれました。
「りすくん!!!お願い、それを僕にちょうだい!!!」
その声は、みんなが帰るなかでも四つ葉のクローバーを探していた、ねこちゃんの弟くんでした。
コン、コン、
「…良いよ!」
りすくんは、少し悩みました。
でも、セキはいずれ止まると思ったので、すぐに四つ葉のクローバーをあげることにしました。
「良いの?ありがとうりすくん!実は、僕のおばあちゃんがね、コユキちゃんみたいに病気になっちゃったんだ… これで、助かるかなぁ?」
少し、心配そうな顔をしています。
りすくんも、治るとは言いきれません。
でも、いままではみんな、願い事が叶ったと言っていました。
「きっと大丈夫!みんなだって、願い事が叶ったんだ。きっと治るよ!」
「うん。ありがとう、りすくん。僕、さっそくおばあちゃんのところへ行ってみる!」
そういって、ねこちゃんの弟くんは走り出しました。
庭にはりすくんしかいません。
コン、コン、
家に入ろう…
家に入ると、りすくんは倒れるように布団に潜り込んで寝ました。