Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
社長の家(その五)
マンションに着いて
エレベーターに乗り部屋へ
「社長」
「ん?」
「この荷物…何処に置いとけば」
「あぁ、…っと その空いてる部屋に入れとけ。クローゼットあるから」
「はい」
何にもない部屋。
勿体ないスペースだな。
泊まるならこの部屋で泊まらせてもらおうかな。
「ねぇ、熊五郎」
「何が『ねぇ、熊五郎』なんだ?」
「ヒ、ヒャッ!し、社長」
急に後ろから抱きしめられた。
「ん?何が『ねぇ』なんだ」
首筋に顔…埋めてる。てか、キスしてる。
「…私」
「ん?」
「今晩、この部屋で…と、泊まらせて頂きます」
「布団ないぞ」
「毛布でいいです」
「フッ 残念だな。却下」
「…私が此処で寝たら社長ゆっくり寝れます。この2、3日…ゆっくり寝てらっしゃらないでしょう。夕べも窮屈だったろうし」
「お前は…やっぱり馬鹿か!」
馬鹿馬鹿言われてるけど