Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「どうした?」
社長がベランダに
「具合悪いか?酔ったか?」
「あ、大丈夫です。ちょっと風に当たりたくて」
「風邪振り返すぞ。早く風呂に入って来い」
手を捕まれて部屋に入る。
「じゃあ お風呂入って来ます」
社長から逃げるようにお風呂へ
わぁ~
さすが!豪華なお風呂だ。
優雅な気分!
今は何も考えず、贅沢な雰囲気を味わおう。
大きな湯舟に体を横たえ
「あぁ~ 気持ちいいなぁ」
ボディシャンプーもいい香り。
なんかお姫様にでもなったような気分。
こんな贅沢、もう二度とないだろうし楽しまなきゃね。
お風呂上がった後のことは…
いくら俺様社長様でも、嫌がる女を無理には抱かないでしょう!
そんな事…社長様のプライドが許さないよね、きっと。
長いお風呂タイムを終わらせて…
えっ、ど、どうしよう?
バスローブしかない。
寝巻というかパジャマは…ベッドだ。
バスローブで寝室に行くの?
下着は着けてるけど
と、とにかく髪を乾かしてから…
バスルームを出て
社長は…いないな。
寝室かな。
どうしよう。
いつまでも此処にいれないし。
もう12時半だ。
仕方ない、寝室へ行こう。
いつまでもバスローブって訳にもいかないし。
コンコン!
寝室のドアをノックする。
返事はない。
ガチャッ!
こっそり開けて中に入り
社長…眠ってる。
ベッド脇に置いてあったパジャマを取って部屋を出る。
いくら寝ていてもやっぱ社長のいるところで着替えるのは抵抗がある。
わぁ~
このパジャマ、シルクだ!
さすが一流ホテル…って感心してる場合じゃない。
再び、こっそりと寝室に入り
社長の寝ている反対からベッドに潜り込む。
社長はよく眠ってるみたいだな。
はぁ~
これで眠れる。
瞼を閉じたら、すぐに夢の世界へ―