Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
我慢してた涙が溢れる。
声が洩れないようにシャワーを全開にして
――
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私…どうしようもないほど社長に惹かれてる。
ううん…愛してる。
やっぱり私は馬鹿だ。
あんな身勝手な俺様を愛するなんて
涙がぽたぽたこぼれ落ちる。
――
―
いつまでも此処から出ないわけにはいかない。
バスルームを出て―
社長…いないな。
寝室かな。
ど、どうしよう。
今晩は此処で寝ようかな。
ソファーも大きいし、そんなに寒くないし、大丈夫だよね。
今…11時半か。
ソファーの上で膝を抱えて座る。
涙は…もう止まった。
――
―
うとうとしかけた時…