Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
ベンツに乗り込み
コイツに車の運転を任せても大丈夫だ。
ちょっと慎重すぎるが…
「大丈夫ですか?着くまで眠っていて下さい」
マジに心配してる。
ちょっと罪悪感がないこともないが。
だが何故かコイツを飲み会に行かせたくないと思ってしまった。
――
―
「社長…着きましたよ」
疲れてたのか、居眠ってたみたいだな。
ガレージに車を入れ降り俺にキーを渡し、
「今日はゆっくりお休み下さい。明日まだ具合悪いならお医者様へ行って下さいね。それでは失礼します」
エレベーターの一階でアイツは降りて帰って行った。
本当なら飯でも一緒に食って、送って行きたいところだけど…具合が悪いと言った手前それも出来ない。
此処から駅まではあまり人通りがないから危ないんだけど…まぁ、まだ7時前だから大丈夫だろう。
家に戻り
飯を食う気にもなれず酒を…
本当に俺どうしたんだんだろう?