Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
こうなりゃ、俺は俺のやり方でやらせてもらう。
絶対にOKさせてやる。
「お前 幾つだ?」
大学出てるから22以上の筈。
「今年、24になりましたが」
24か。
「そのわりに幼いな」
俺のこの一言を聞いて、一瞬俺を鋭く睨み返してくる。
俺、何か悪いこと言ったか?
コイツ…童顔を気にしてんのか?もしかして。
「社長は、おいくつですか?」
「……」
コイツは秘書のくせして、俺の歳を知らないのか。
全く俺に興味がないってことか?
「31だ」
ちょっと驚いたような顔で…もっと上だと思ってたのか。
だけど、七ツくらいなら大丈夫だな。
ロリコンの範疇には入らないよな。
だけど、何て言う?
あぁ~邪魔くさい。
ここは、簡潔にいこう。
「お前、俺と結婚しろ」
「……」
コイツは…硬直した。
そして、きっぱりと断ってきた。
やっぱりな。
でも、この俺様がプロポーズしたんだ。
NOなんて返事はありえない。
何が何でもOKさせる。