Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
あっ、もしかして そういう不純異性行為?をしてないから欲求不満でおかしくなって血迷い私にプロポーズしたのかしら?
うん、充分ありえる話しだわ。
社長なら、そんなのしようと思えばなんぼでも出来るでしょうが。
いくらでもより取り見取りじゃない。
そっちに目を向けてよ。
もしかして、簡単に手に入るのはつまんないとか…手慣れたお姉様方より、ヴァージンの方が面白いとか…考えてんじゃないでしょうね。
「何、白昼夢見てるんだ」
ハッ!
社長が!
目の前にいた。
「俺の事でも考えてたか?」
「か、考えてません」
「ふ~ん」
何、そのニヤリ笑いは!
そ、それより
「な、何か ご用ですか?」
いつ部屋から出て来たんだ?
「企画課に行くからプリントアウトしてくれ」
相変わらず主語がないわね。
「分かりました」
何故かじっと見られてる。
「あの、お先に企画課に行かれたら…すぐにお届け致しますので」
横で見てられるのは…やっぱり気まずい。
「うん、急がないから」
急ぐとか急がないとかの問題じゃないんですけど。