Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
俺の口説き方(その四)
マンションに着いて
エレベーターに乗り部屋へ
「社長」
「ん?」
「この荷物…何処に置いとけば」
「あぁ、…っと その空いてる部屋に入れとけ。クローゼットあるから」
「はい」
あそこは空いてるからコイツの部屋に使ったらいい。
コイツが荷物を片付けてる間に着替えをして戻ると
「ねぇ、熊五郎」
「なにが『ねぇ、熊五郎』なんだ?」
「ヒ、ヒャッ!し、社長」
熊五郎を抱いて視線?を合わせて話し掛けてるし。
なんて言うか…コイツのやることなすこと子どもぽいが可愛いすぎるだろ。
後ろから抱きしめ
「ん?なにが『ねぇ』なんだ」
首筋にキスを
「私」
「ん?」
「今晩、この部屋で…と、泊まらせて頂きます」
はぁ?
「布団 ないぞ」
「毛布でいいです」
そんな事、許すわけがない。
ってか、此処に連れて来た意味が分かってないのか?
「フッ 残念だな。却下」
「私が此処で寝たら社長…ゆっくり寝れます。この2、3日…ゆっくり寝てらっしゃらないでしょう。夕べも窮屈だったろうし」
「お前は…やっぱり馬鹿か!」
コイツは、ほんとに…