Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「海 好きなのか?」
「はい。高一まで海の近くに住んでましたから」
「そっか」
「社長は?」
「あぁ、サーフィンすっから」
俺がサーフィンすると聞いて驚いている。
考えたら、全くお互いの事を知らないようなもんだからな。
「まぁ、最近はしてないがな」
「……」
「お前は?」
「サーフィンはしたことないです」
「泳げるんだろ」
「少しなら」
「今度 泳ぎに行くか?」
「えっ?」
ニヤリと
「お前の水着姿、見たいしな」
「なっ、い、嫌らしい。水着姿なんて見せません」
顔が真っ赤になってる。
「嫌らしいてな…泳ぐ時は誰も水着だろうが」
「そ、そりゃそうですけど…社長の言い方が、嫌らしいです」
「はぁ?お前は馬鹿で自意識過剰」
デコピン一発
「痛っ!もう…止めて下さい。オデコが赤くなります」
デコをさすりながら、抗議してる。