Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「具合悪いか?酔ったか?」
「あ、大丈夫です。ちょっと風に当たりたくて」
「風邪振り返すぞ。早く風呂に入って来い」
手を取り部屋へ
「じゃあ お風呂入って来ます」
俺を避けるように風呂へ
――
―
寝室に入り
多分アイツは悩んでるんだろう。
いくら俺でも、嫌がるアイツを無理矢理どうこうしたいわけじゃない。
アイツが同意した上で抱きたい。
それが俺のプライドだ。
仕方ないな、寝たふりしてやるか!
今までの俺にはありえないことだから調子が狂う。
だが…
アイツにはそれだけの価値がある。
コンコン!
控えめにドアをノックする音。
アイツはパジャマを忘れてる。
きまりが悪いだろう。
タヌキ寝入りするか。
――
―
俺が寝ていると思って安心してベッドに入ってきた。
と思ったら、すぐに眠った。
が
また熊五郎と間違えて俺にしがみついて来る。
俺もやっと寝れたと思ったら
今度は蹴っ飛ばされた。
マジに寝相が悪い。