Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「不服そうな顔してんじゃねぇよ」
「社長、言葉遣いが悪いです」
「ん、なんだって?」
俺に平気で説教するし。
頬っぺたをまたつまんで引っ張り回す。
「社長~ しゅみましぇん」
「ん、なに言ってんだ」
「クニクニしゅるの、やめてくらはい」
ハハハ…
面白いが…妙に可愛い。
「し、社長~」
「ハハハ…」
チュッ!
軽くキス!
「頬っぺた赤くなったな」
恨みがましい目で俺を見つめて
「あ、文句あっか?」
慌てて両手で頬っぺたを隠してるし。
「あ、ありません」
「飯行くから顔直して来い」
急いで寝室に入って行った。
俺もその間に…
「お待たせしました」
「ん」
コイツの顔を眺め
チュッ!
軽くキスをする。
「社長!口紅がはげます」
いっちょ前に抗議してるし。
「バ~カ! 口紅が濃すぎるから薄めてやったんだよ」
「ありがたがられても、文句言われる筋合いはねえぞ」
「……」
「さ、行くぞ」
腕を引っ張り、部屋から出て