Apasionado!～俺様社長様の甘い誘惑～

「俺はお前の…全てが欲しい。そのはやとちりのとこも泣き虫なとこも恥ずかしがりのとこも食い意地の張ってるとこも幸せそうに食べるとこも顔をくしゃくしゃにして笑うとこもすぐ怒るとこも恐い位真面目な顔して仕事してるとこも俺に叱り飛ばされて落ち込んでる奴を慰めてるとこも一生懸命掃除や料理作ってるとこもすぐに顔を真っ赤にするとこも熊五郎がないと寝られないとこも恥ずかしながら俺にキスするとこもなにもかも引っくるめて…お前の全てが欲しい」

「……」

「駄目か」

「わ、私も…我が儘で…自分勝手で…意地悪で…すぐ怒って…すぐキレて…女好きで…スケベで…俺様で…で、でも…そ、そんな…社長が…好き…です」

「ﾌｯ 光栄だな。そんな最低な俺を好きなんて…ただし」

「えっ？」

「女好きじゃないから…お前限定だから」

コイツ以外の女に興味はない。

コイツは俺の胸に顔を埋めてくる。

強く抱きしめ

「何処にも行くんじゃねぇぞ。俺から離れるんじゃないぞ。…いいな」

何回も何回も頷いている。