Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
とにかく社長の言う通りにしよう。
はぁ~
これが二日酔いなのね!
熱いシャワーを浴びて
「ほら、トマトジュースだ」
「ありがとうございます」
トマトジュースを一気飲み。
「あ~美味しい」
「ハハハ…飯食えるか?」
「コーヒーだけでいいです。社長のご飯、今しますから」
「トーストだけでいい」
「ベーコンエッグくらい作ります」
私は欲しくないけど、社長には食べてもらわねば。
えっ?
後ろから抱きしめられ、
「また社長つった」
「あ、ごめんなさい」
「……」
首筋にキスしてる。
「だ、駄目です。危ないです」
「じゃあキスしろ」
なんでキス?
よく分からないけど、振り向いて唇を合わせる。
「ぅ…ぅぅん…」
――
―
唇が離れ
「お前…エロい」
は、はぁ?
「な、なんですか?エロいって」
「エロいつぅのは…襲いたくなる顔だ」
襲いたくなる顔ってどんな顔よ。
「エロくないです。それよりご飯にしましょう」
社長から離れ、コーヒーを注ぎトーストとベーコンエッグを並べる。
「さ、どうぞ」
社長は
はぁ~と溜め息をついて食べ始めた。