Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



とにかく社長の言う通りにしよう。

はぁ~

これが二日酔いなのね!

熱いシャワーを浴びて

「ほら、トマトジュースだ」

「ありがとうございます」

トマトジュースを一気飲み。

「あ~美味しい」

「ハハハ…飯食えるか?」

「コーヒーだけでいいです。社長のご飯、今しますから」

「トーストだけでいい」

「ベーコンエッグくらい作ります」

私は欲しくないけど、社長には食べてもらわねば。

えっ?

後ろから抱きしめられ、

「また社長つった」

「あ、ごめんなさい」

「……」

首筋にキスしてる。

「だ、駄目です。危ないです」

「じゃあキスしろ」

なんでキス?

よく分からないけど、振り向いて唇を合わせる。

「ぅ…ぅぅん…」

――



唇が離れ

「お前…エロい」

は、はぁ?

「な、なんですか?エロいって」

「エロいつぅのは…襲いたくなる顔だ」

襲いたくなる顔ってどんな顔よ。

「エロくないです。それよりご飯にしましょう」

社長から離れ、コーヒーを注ぎトーストとベーコンエッグを並べる。

「さ、どうぞ」

社長は

はぁ~と溜め息をついて食べ始めた。


< 300 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop