Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



「お、相変わらず可愛いね」

「副社長」

部屋に戻ろうとしたら副社長が

「どうだ?もうすぐ結婚式ってのは?」

「あまり実感ありません」

「急だからな」

「はい」

「ハハハ…あっ、そういえばさ俺、お前の事を『姉さん』って呼ばなきゃいけないのか?」

へっ?

あ、そうか!副社長は社長の妹さんのフィアンセだった。

「姉さんなんて止めて下さいよ。副社長。私七つも下ですよ。志織でいいです」

「まさか呼び捨てに出来ないよ。アイツに殺される。プライベートではそうだな…志織ちゃんでいいか」

「はい。あっ、会社では高藤でいいです」

「藤倉じゃなくてか?」

「藤倉て呼ばれては社長と間違えられるから、会社では『高藤』でいきます」

「そうだな、その方がいいな」

「はい」

「じゃあな」

副社長室の前で別れ社長室へ

デスクに戻り仕事をする。





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