Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「そうか。まぁ、出て来てくれて助かった。2時から会議だから資料を出してくれ」
「はい」
社長は部屋に行きかけ
「しんどくなったら言うんだぞ」
「はい」
こんなに優しいし心配もしてくれてる。
私…愛されてるんだよ。
やっぱり私の勘違いだよ。
社長は私を騙したりしない。
裏切ったりしないよ。
――
―
その後は仕事に追い回され、考える暇すらなかった。
――
―
仕事が終わったのが8時回ってた。
「済んだか?」
「はい」
「じゃあ上がるか?」
「はい。お疲れ様でした」
「大丈夫か?」
「はい」
帰り支度をして、社を出る。