Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



「さっ、食うぞ」

「はい」

晩御飯を食べ始める。

「食えるのか?」

「はい」

「朝お前…緊張からとか言ってたが」

「す、すみません」

「はっ!そういうことか」

社長の片眉が上がる。

「ごめんなさい…です」

「……」

「私が悪いんです」

だんだん声が小さくなり俯く。

「クッククク…」

「……」

「まぁ、嘘をついた俺も悪いか」

「……」

「早く食え」

「は、はい」

再び食べ始めた。

「美味しいですね」

「お前、朝も昼もまともに食ってないからだろ」

「はい。食べられなかったから…」

「ヤキモチ妬き!」

勝ち誇ったように言われて、ちょっとカチン!



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