Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
社長の顔をまじまじと見て
「私のどこが危険なんですか?爆弾持ってるわけじゃなし」
「持ってるつうよりも、お前が爆弾そのものだな」
私が、ば、爆弾ですか?
分からないって顔して、見てるとまた耳元で
「お前は、俺を幸せにも出来るけど、ずたずたにも出来る」
「……」
か、顔が最大沸点に達した。
「こんなとこで爆発すんなよ」
ほんとに自爆しそうなんですけど!
「き、恭介さんが…スイッチ押すから爆発しそうです」
両手で顔を隠した。
「クククク…お前なぁ、そんな事したら、反って火に油注ぐようなもんだろ」
「えっ?」
「一々可愛すぎるんだよ」
ますます赤くなる。
「そんな顔見たら…襲いたくなる」
「き、恭介さん 恥ずかしい」
「ハハハ… さ、次行くぞ」
肩を抱いて、歩き出す。