Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「ハハハ… 今度、実家行った時にペン太郎連れて帰って来い」
「い、いいんですか?」
「別にペン太郎連れて来たって食費が掛かる訳じゃなし、ま、ベッドじゃなくても椅子に座らせとけばいいだろ」
椅子って
「ベッドじゃ駄目ですか?」
「お前、俺をベッドから追い出して、熊五郎とペン太郎とで寝ようかと考えてんのか?」
片眉が上がりかけてる。
「ハハハ…ま、まさか…だ、だって…あのベッド大きいからスペースありますよ」
「あ~分かった、分かった。お前の好きなようにしろ」
「あ、ありがとうございます」
また耳元で
「そのかわり」
「はい?」
「俺がお前を好きにする」
「……」
ニヤリと笑ってる。
私…また真っ赤だ。
「クッククク…」
「恭介さん…イ、イルカのショー見に行きましょう」