Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「恭介さん、あの人達の味方ですか?」
し、信じらんない!
「馬鹿!味方な訳あるか! ただ、男ならお前に声掛けたくなるつうか、ナンパしたくなる気持ちも分かるつうことだ」
な、なんで私に声掛けたいのよ!
「恭介さんは、なんか知らないけど私を可愛く思ってくれてますけど…私、万人が可愛いと思ってくれてるなんて、そこまで自惚れてません」
「……」
「わ、私は」
「ん?」
社長の瞳が優しく私を映す。
また顔から湯気が出そう!
「私は…き、恭介さんが、恭介さんだけが可愛く思ってくれたらそれでいいんです」
言ってて恥ずかしくて段々俯いていく。
「バ~カ」
再び抱き寄せてくれた。