Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「考えたら俺達」
「は、はい?」
「お互いの事、あまり知らないな」
「……」
「お前がどういう人間かって根本は分かってけど、なにが好きで嫌いとか」
「……」
私を見て
「ん?どうした?不安になったか」
「い、いえ。私は社長を一年半以上傍に居て見てましたから社長がどんな人かは分かってるし…趣味とか好きな本や映画やスポーツとかはよく分からないけどこれからゆっくりと知っていったらいいと思います。じ、時間は一杯あるから」
「ん。俺が言おうとした事を全部言われた」
「はい。優秀な秘書ですから」
「そうだな」
「フフフ…「ハハハ…」」
暫く走って
「喉渇いたな」
「はい」