Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
ヴァイオレットフィズ
冷蔵庫からケーキを取り出し食べる。
なにかをしてると…こうしてケーキを食べてると、なんとなく落ち着く。
不安なのは私だけじゃないんだ。
社長も不安なんだ。
何だか安心した。
社長に全てを任せればいいのよ。
だ、だって私は社長を信じてるし…なにより愛してるんだもん。
何か飲みたいな。
スコッチは嫌だし。
私じゃヴァイオレットフィズは作れないし。
ペリエでいいか。
ヴァイオレットフィズ
何故なんだろ?
聞いても歯切れ悪かったな。
なんか気になってきた。
調べてみようか。
携帯を開いてサイトに繋ぐ。
「ヴァイオレットフィズ、ヴァイオレットフィズ…と…あ、あった!」
えっ?
し、社長ったら…
知らぬ間に涙が零れてきた。