Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「お前も飲むか?」
社長の耳元で
「ヴァイオレットフィズ…作って…く、下さい」
キャ~
い、言っちゃった!
か、顔が熱い。
た、たぶん今…真っ赤だよ、私。
社長が驚いたように私を見て
「知ったのか?」
コクンと頷き
「し、調べました」
「そっか」
気のせいか社長の頬が少し赤くなったような…
「なんか…こっ恥ずかしいな」
「嬉しいです」
社長の膝に抱き上げられ
「作ろうか?」
「ううん。今はいいです」
「ん」
髪を撫でてくれる優しい手が…私は大好き。
再び社長の耳元で
「わ、私にはヴァイオレットフィズ作れないから…」
「ん?」
社長の唇に…
口づけを…
した…
私の思いの丈を込めて…
唇を離し
お互い見つめあってる。
「……」
「……」
「いいのか?」
「……」
「ん?」
「は、はい」
コクンと頷き、社長の肩に顔を埋める。