Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
*恭介side*
『ヴァイオレットフィズ作って下さい』
調べたのか。
さすが優秀な秘書だけのことはある。
しかし言われるとやはりこっ恥ずかしいな。
自分には作れないからと口づけを…
そんなコイツが愛おしくて…
もう、止めることは出来ない。
コイツは信頼しきった瞳で俺を見つめ…
全てを俺に捧げてくれた。
後悔をするような愛し方だけはしたくない。
コイツが愛し合って幸せだと満たされれば…
俺もまた幸せだ。
愛おしい
愛おしい…
ここまで一人の女を…コイツを愛おしいと思えるとは…
ただ、やはりコイツはコイツだ。
「痛かったか?」
と聞くと
「少し」
の後に
「大丈夫ですから」
やはり、俺に心配かけないように言う。
そんなコイツが可愛いくて何度も愛し合いたいけど…無理だな。
眠そうなトロンとした顔をしてる。
その顔にも、そそられるが…
今晩は
「おやすみ…いい夢を」
*恭介side 終*