Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



残りの午前は何とか平穏無事に過ぎていった。

12時、お昼休み

仕事は一段落したし

RuRuRu

「はい、社長室」

「はい お繋ぎします」

社長へ

「社長、副社長からお電話入ってます」

暫くすると社長が部屋から出て来て

「飯行って来る」

「行ってらっしゃいませ」

顔を上げると

「―ッ!」

唇 塞がれた。

すぐに離れはしたが…

「社長、今度は何の罰ですか?」

「何の罰でもないが」

「……」

じゃあ、何なのよ。

「したかったからした」

「……」


コンコン

ガチャ!

ドアが開いて顔を出したのは副社長。

「行けるか?」

「あぁ、 行って来る」

「行ってらっしゃいませ」

再びお辞儀をして送り出す。

はぁ~

朝から何回キスされた?

昨日まで 一回しかキスしたことがない私が…

昨日と今日の午前中の一日半で…何回?

それも、罰とか、したいからしたとか、よく分かんない理由で…

これが日常化したらどうなるの?

外国人じゃないんだからね。

断固として戦わなきゃ!




< 55 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop