Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
BuBuBu
あ、携帯。
「はい」
「おうっ! 飲み会来れそうか?」
飲み会…そうだ、昨日言ってたやつ。
「はい、行けます」
「そうか、じゃあ10分後に玄関で」
「はい」
久しぶりに飲み会だ。
残業もないし、昨日今日の事を忘れて楽しもう!
――
―
7人でいつもの居酒屋で飲み会。
此処は、お料理も美味しいし、値段もお手頃なので会社でよく使うんだ。
「お疲れ様、乾杯~」
「乾杯」
みんなでワイワイガヤガヤ喋りながら、食べたり飲んだり
「今日の会議は何とか穏やかにすんだな」
会議に参加した男性先輩が
「社長も今日はマシだったし、よかったな」
「は、はい。お蔭さまで…」
「でも社長が荒れてる時はどうしてるんだ?」
「何にも…収まるまで静かにしてます」
「大変だな」
「それが一番早く収まるんです」
「へぇ~」
感心されてしまった。
それからも食べたり飲んだり…楽しい時間を過ごし、9時過ぎに一旦お開きになった。
「どうする、次行く?」
7人のうち、4人は二次会へ
私と後2人は別れた。
この2人はカップルだから途中で別れ帰途に着いた。