Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
「ただいま、熊五郎」
家に帰り着いて
何か懐かしい。
夕べ一晩空けただけなのにね。
お風呂に入って寝る仕度をしてベッドに潜り込む。
はぁ~ 幸せ!
やっぱり自分のベッドが一番よね、熊五郎!
熊五郎を抱きしめて
「お前の方が触り心地いいよね」
疲れてたんだろう。
そのまま眠りに就いた。
――
―
「…ぅわ!」
自分の声にビックリして目が覚めた。
時間は…っと、まだ6時前。
夢のせいだ。
それもエンドレスで見続けた。
…社長の夢を
――
―
あのキスのせい。
インパクトありすぎたから、夢なんか見ちゃったんだ。
はぁ~
疲れた。
もう少し寝ようかな。お休みなんだし
――
―
ね、寝れない。
目を閉じると社長の顔がアップで迫ってくる。
あ~もぅ、どっかへ行ってよ!
諦めた…起きよう。