Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
恋?(その二)
火曜日
お昼過ぎに兄貴が迎えに来てくれた。
「熱は…下がったみたいだな」
「うん。もう大丈夫」
36度7分まで下がった。
マンションまで送ってもらい
「明日、出勤してもいいでしょう?」
「熱がなかったらな」
「うん。ありがとう」
食料品などを補充してくれて
「薬はちゃんと飲めよ」
「はい」
なんとか納得して帰って行った。
ふぅ~
やっぱり疲れた。
少し寝よ。
ピンポーン
ピンポーン
…誰?
インターホンで
「はい」
「俺だ。開けろ」
えっ…社長?
「何してる?早く開けろ」
「は、はい」
ロックを解除して
えっ、私 こんな格好だよ?ど、どうしよう。
ピンポーン
もう来ちゃったよ~
「はい。今開けます」
ガチャ!
「こ、こんばんは」
「ん」
社長が部屋に上がってくる。