Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~
――
―
ぅん~
へっ?
な、何か…いる!
てか…何かが絡まってる。
――
―
顔を動かして…
「し、社長?」
「煩い!」
「す、すみません」
て
「何で此処にいるんですか?ソファーで寝るんじゃないんですか?」
確かソファーで寝さすって妹さんが言ってたよね。
「何で俺がソファーで寝なきゃいけないんだ?此処は俺のベッドだ」
「……」
やっぱり…俺様だ。
「すみません。じゃあ私がソファーで寝ます」
ベッドから降りようとしたら、がしっと捕まえられ
「馬鹿か!一緒に寝るのが初めてじゃないだろ」
「でも」
「でも…何だ?」
「風邪…移ります」
離れようともがくが…強く抱きしめられる。
「フッ 移ったらお前が看病するんだろ」
「……」
「腹減ってないか?」
「あ、だ、大丈夫です」
「なら、寝ろ」
抱き抱えられ、横になる。
社長の胸に顔を押し付けられ
「寝ろ」
髪を撫でられる。
優しく…
知らぬ間に…眠りに就いた。