好きとごめんのその先に
キミを想って
――――――
“ずっと一緒にいよう”
そう誓ってから10年。
毎日一緒にいた、愛しい人。
その中の俺は、こんなにもあっさりと離れられる程のものだったのか。
…ゆりちゃん。
俺、何が足りなかった?
どんな俺でいれば、ずっと傍にいてくれた?
問いても問いても、答えが返ってくることはない。
昨日ゆりちゃんと別れてから、ずっとこんな感じだ。