借金百万円
1人であーだこーだと考えてたら、
プルルルル
ル
『――なんだ?』
「あ繋がった!ねぇ玄関どこ?」
『は?』
「だから、玄関どこ??」
『はぁ・・・質問する。周りになにが見える?』
「木、空、でかい家。」
『おい。ふざけんな。』
周りを見渡す。
「公園があるよ!」
『そこでまってろ。』
「あ、うん。」
翔はえみのために走ってるのかな。
こういう事を想像するとあいつもあんがい人思いなのかなって。