隣の浬世也くん〜その時彼は何を思ったか〜
俺のその言葉に喜ぶ菜々子と優ちゃん
その反対で顔を歪める工藤
「俺は遠慮しとく、お前ら撮ってもらえばいいだろ」
「だめ!せっかく浬世也が撮ってくれるって言ってんだから一緒にならんで!」
そう言って嫌がる工藤の腕を無理矢理引っ張って隣に並ばせる菜々子
それでも嫌がる工藤に、優ちゃんが更に文句を言う
「そうだよ工藤!照れてないで並びなよ!」
「誰も照れてねーよ」
「じゃあ、一緒に撮ればいいじゃない」
優ちゃんの言葉にノックアウト負けした工藤はそのまま文句を言うのをやめて渋々、菜々子の隣に並んだ
ソッポを向いて
ふはっ…!
結局、素直じゃないやつ