秒殺☆KILLER
ど、どさぐさ紛れに、愛の告白されました!!
流石です桜君っ!!(不意打ちです!)

「おしい〜!そのまま飛我も俺に告ってくれたら良かったのにぃー!!」

「ぇ、あ、い、いやいやいやっ!!///」

そ、そんな大それたこと!!
で、出来ませんっ!!

「俺ばっかりじゃーんっ!!」

「・・・っ」







もう十分、私は貴方の事―――――・・・







「ねぇねぇ飛我っ!」



はっ



「は、はいっ?」

「秘書、なってくれる?」

そ、そーいえば・・・
でも、本当に私で良いのですか?

「なってくれるよね?」

「(ま、眩しいっ)え、ちょ、待って下さっ」





・・・きゅっ





「(え)」

絡まる手。

私が慌ててる間、桜君は私の手に絡み付いてきた。
強い。



男らしい指先、大きな手―――――。



「ていうか、俺、飛我じゃないと駄目なんだけど・・・?」

「えっ」

「・・・飛我がいないと、仕事がはかどらないっつーの」

「そ、それはどういう意味ですか・・・?」

私じゃないと、駄目?





「あー、俺の事ジラすつもりー?」





「え、え?」



―――――ちゅ。



私の頬に、桜君の唇が。

・・・優しく、当たった。


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