あたしの秘密
「あ、でも合鍵がないや。社長のはあるんだけど…作るまでの間どうしようか?」

「あぁ、それなら心配いらないよ」

「どうして?」

「実は…ピッキングをマスターしたんだ!」

「…はぁ!?」

「いやぁー、何か技術持ってたら役に立つと思って!」

「いやいやいや、他にあったでしょ!確かに役に立つけどっ!!犯罪に利用できちゃうよ!他にあったよね?」

「だってこれのほうが面白そうじゃん?」

「…って!まさか今日もそれで入ったの?」

「そーだよ」

「そーだよって…」

「合鍵作るまでは、これで大丈夫!」

こうして奇妙な三人の同居生活が始まった
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